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「Second Life」で音声サービス利用が急増
By デニス ボーチャンド | 2009年 5月 27日
仮想世界「Second Life」の開発元Linden Labは5月20日(米国時間)、これまでに音声サービスを150億分以上提供したことを明らかにし、Second LifeにおけるVoIPサービスが急速に成長して普及が広まっているいることを示した。同社は、Second Lifeプラットフォームを向上させる新機能やユニークな収益化機会の提供など、この先2009年内に出る製品のロードマップも同時に発表した。音声サービスは、70万人のユニークユーザーによって1か月当たり10億分以上利用されており、Second Life体験に欠かせない要素となりつつある。
消費者、教育者、大企業など広範なユーザー層からなるSecond Lifeユーザーの50%以上が、仮想世界における日常体験の一部として、音声サービスを利用している。音声サービスは、教育、ビジネス会議、シミュレーション、研修、日常会話といった場を、さらに意義深く現実的で円滑なものにするだけではなく、Linden Labのビジネスモデルおよび今後の戦略においても、重要な要素だ。Linden Labは今後も急速な普及が続くと予測しているが、新たな収益源の確保を目指して、2009年後半に投入を予定しているいくつかの重要なサービスを発表した。
今年後半のロードマップの発表に加え、Linden Labは「AvaLine」という新サービスも公開した。これは、Second Lifeの住人が仮想世界にいながらにして、現実世界の電話番号から発信された音声通話を受けることができるというものだ。Second Life体験の範囲を大きく広げるAvaLineによって、Second Lifeの利用者は、友人/顧客/同僚/取引先と、固定電話や携帯電話あるいはVoIPアプリケーションを通じて連絡を取り合うことができる。
Topics: バーチャル世界, IP電話, ウェブ, モバイル |
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