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バーチャル世界関連企業35社への過去1年の投資額は10億ドル
By デニス ボーチャンド | 2007年 10月 6日
Show Initiativeの1部門で、仮想世界に関わる業界を調査しているVirtual Worlds Managementが、この分野における報告義務のある取引の総合的な調査の結果を発表した。それによると、ベンチャー投資会社や技術企業、メディア企業が、2006年10月〜2007年10月の1年間にバーチャル世界の関係企業35社に投資した額は、10億ドルを超えているという。
10億ドルのうち1億9680万ドルは33社に投資された。この分野に多額の投資を行なっているのは、Redpoint Ventures、Charles River Ventures、Intel、Rustic Canyon Partnersなどだ。Disney、CBS、Time Warner、GEならびにNBC Universal傘下のPeacock Equity Fundなどのメディア企業も、大規模な投資を行なっている。残りの8億1000万ドルは、Walt DisneyによるClub Penguinの買収(7億ドル)と、バーチャル世界向け3Dグラフィックを提供する技術企業Havokの、Intelによる買収(1億1000万ドル)だ。
技術プラットフォーム会社、バーチャル世界の開発者や運営業者、ツールの供給業者など、バーチャル世界に関係するあらゆる企業に投資が行なわれている。資金を調達する企業のビジネスモデルは、広告や会員登録から仮想アイテムの販売、法人向けソフトウェアライセンス、ホスティング、サービスなどさまざまだ。
Topics: バーチャル世界, ベンチャー・キャピタル |
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