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Googleとブラジル先住民、違法な森林伐採の監視で協力
By レオ ブランコ | 2007年 6月 20日
社会を見つめる目としての役割を広げつつある「Google Earth」が、ブラジル先住民のSurui族との連携で、アマゾンの保護区域での違法な森林伐採を減らすために役立てられることになった。
このプロジェクトはまだ企画の段階だが、Google Earthで鮮明な映像をとらえることによって、熱帯雨林の破壊の兆候があれば証拠を示して政府に注意を促すことになるし、違法な森林伐採を行なう者に対して常に監視されているのだと警告を発することにさえつながると、GoogleとSurui族は考えている。
Googleの広報担当者、Megan Quinn氏は次のように語る。「Googleは、われわれの持っているツールが重要なプラスの影響を与えうるということが明確になっている以上、こうしたグループを支援する義務があると感じている」
Quinn氏はさらにこう付け加えた。「Google Earthで現在のSurui族の土地を見れば、自然のままの緑豊かな熱帯雨林の『島』が、木のない不毛の土地にほぼ完全に囲まれているのがわかるはずだ。両者の境界に見られる明瞭な対比は、何が危険にさらされているかを如実に伝えている」
アマゾンの熱帯雨林などの保護区域には、およそ40万人のブラジル先住民が今も暮らしている。
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