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ラッパーの50 Cent氏がインターネット広告会社を提訴
By ミニック リベラ | 2007年 7月 25日
米国を代表するラッパーの50 Cent氏がインターネット広告会社のTraffixを相手取って、100万ドルの損害賠償を求める訴訟を起こした。同社は、50 Cent氏のイメージを使って、その画像に向けて射撃を行なうゲーム広告でオンラインビジターを引き寄せたという。
問題の広告に同氏の名前は出ていないが、掲載されているイメージはあまりにもそっくりだと50 Cent氏は主張する。ニューヨーク州裁判所に提出された訴状には、問題の広告における50 Cent氏の描写が「下品で、無神経で、卑劣だ」と記されている。
また、Traffixは「まったく無許可で」自分のイメージを使用し、「文字どおり暴行を煽っている」と、50 Cent氏は訴状で怒りをあらわにしている。問題のゲーム広告では、ラッパーに弾が命中すると、画面上で血が飛び散る仕掛けになっている。
同氏の弁護士Peter Raymond氏は、Traffixが許可なく50 Cent氏にそっくりの画像を使用したとして損害を主張する。潜在購買者に、50 Cent氏がそのゲームと、問題の広告で宣伝されている商品を承認していると思わせる行為だという。
「これらすべての理由で、50 Cent氏は個人として怒っている」と、Raymond氏は述べた。Raymond氏によると50 Cent氏は、MySpaceで問題の広告を見たという自身のマネージメントスタッフから、ゲームのことを聞いて知ったという。
50 Cent氏はまた、本人の同意なく自分のイメージを使用することを恒久的に禁じる終局的差止命令を求めている。
Topics: インターネット |
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