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adap.tv、事業拡大のため1000万ドルの資金を調達したと発表
By デニス ボーチャンド | 2007年 7月 14日
adap.tvは7月12日（米国時間）、以前から資金提供を受けていたGemini Israel Fundsおよび新規にRedpoint Venturesから、シリーズAの資金調達ラウンドで1000万ドルの資金を獲得したと発表した。adap.tvは、広告主と広告掲載サイトがオンラインビデオコンテンツに関連性のある広告をつけられるようにする、オンラインビデオ広告プラットフォームを手がけている。資金の使用目的は、同社製品を拡張し、人材獲得手段を強化し、事業を成長させることだという。
adap.tvの広告プラットフォームは、単にコンテンツの前後に入れる広告スポットというにとどまらず、視聴者にとって受け入れやすい広告とメッセージの配置機能を提供することによって、ビデオの全体的な価値を広げるものだ。高度なアルゴリズムを使って、ビデオコンテンツを分析して最も関連性のある広告を決定するだけでなく、リアルタイムで視聴者の行動に適応し、広告主と広告掲載サイトにとっての広告の成功率を高めることができる。
「優れた投資企業2社から資金を得られたことで、われわれのビジネスの可能性が証明された」と、adap.tvの最高経営責任者（CEO）Amir Ashkenazi氏は述べている。Ashkenazi氏は以前、Shopping.comの共同設立者兼最高技術責任者（CTO）だった。「投資コミュニティからの評価と支援を受けたというのは、adap.tvの事業を拡張し、オンラインビデオ広告市場での指導的な役割を確実なものとするために、きわめて重要なことだ」
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