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マーケティング担当幹部は、ブログやSNSなど消費者生成メディア(CGM)を軽視

By レオ ブランコ | 2007年 6月 24日

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PRWeek/Manning Selvage & Leeが米国の279人の最高マーケティング責任者(CMO)およびマーケティング担当副社長、マーケティング・ディレクター、マーケティング担当マネージャーを対象に実施した最新調査の結果では、オンライン・ソーシャル・ネットワーキング、YouTube、テキストメッセージ、消費者生成広告などの、消費者生成メディア(CGM)がマーケティング・プラットフォームにとって非常に重要だと回答したマーケティング担当幹部は、12%にとどまった。

現在利用している、または今後1年以内に利用することを検討しているマーケティング手法を問う設問では、ウェブサイトの構築などの従来型のオンライン活動(82%)という回答が最も多かった。キーパーソンあるいはメディア関係に的を絞るマーケティング活動という、いずれも従来型と考えられている広報活動をあげた回答は、それぞれ2番目(70%)と3番目(65%)に多かった。だが、CGMという回答はほとんど最後に近い順位(43%)で、特に母集団のマーケティング担当者が訴求したいと考えている対象世代において、FaceBookYouTubeといったサイトへ参加する消費者が急激な増加を示していることを考えると、驚くべき数字だ。

マーケティング担当者が消費者にもっと主導権を渡そうとしないのは何が原因なのだろうか? それぞれの所属する会社がCGMに関与しない理由を問う設問では、32%が投資収益率(ROI)が明らかでないから、6%が消費者を事業にそこまで接近させたくないからと回答している。だが、CGMに関するほかの回答と付き合わせると、CGMや新しいメディア技術によって何ができるか、ブランド構築にどのようなかたちで利用できるかということに関する理解不足が根底にあると解釈することもできる。

原文(English)

Topics: インターネット, ビジネス, ソーシャルネットワーク, 広告 |

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