« Cisco、ソーシャルネットワークのプラットフォームを近くリリース | Home | 「Yahoo! Widgets 4.5」がリリース »
Brightcoveが方針転換、第2のYouTubeへの道をあきらめる
By レオ ブランコ | 2007年 12月 1日
オンラインビデオを提供するBrightcoveは、ユーザー作成ビデオへの関心を失っている。
12月18日以降、エンドユーザーはBrightcove.tvへの個人のビデオクリップのアップロードと共有ができなくなる。
ユーザー作成のビデオコンテンツが月間800万人のユニークビジター数を生み出しているにもかかわらず、Brightcoveの最高経営責任者（CEO）Jeremy Allaire氏は自身のブログの中で、今後は限られたリソースをHBO、The New York Times、National Geographic、Discovery Channel、Fox Entertainmentなど、同社のインターネットTVプラットフォームを採用するメディア・ビジネスパートナーへのサービス提供に集中させることを明らかにした。
こうしたプロが作るビデオは、合計すると1カ月あたり1億2000万人を超えるユニークビジターに配信されている。現在、Brightcoveのプラットフォームを使用する商業メディア・パブリッシャーの数は4000を超えている。
Brightcove.tvではまもなく、プロが作るビジネスビデオをメディアパートナーに提供開始する予定だ。
Brightcoveの選択は正しい。YouTubeのような大手に立ち向かうのはリソースの無駄使いもはなはだしく、失敗する可能性がきわめて高いからだ。プロが作るカスタマイズされたビデオをさまざまな企業に提供するといったニッチに目を向けるのが、安全でしかも利益の見込めるやり方だといえる。
Topics: 動画共有 |
Comments are closed.
