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「Cellfish.com」、アートの集合的表現に携帯電話を利用する試み
By ミニック リベラ | 2007年 7月 15日
オンライン・モバイル・エンターテインメントのポータル「Cellfish.com」は、国際アートワークショップと提携し、モバイル機器でのアートの集合的表現という初めての試みを「Fusion Art channel」で行なうと発表した。ワークショップを率いるのは、Ateliers des Beaux-Arts de la Ville de Parisのアーティストで美術教育に携わる、Olivier di PizioとGonzalo Belmonteの両氏だ。
ワークショップにはフランスと米国のアーティスト20人が集まり、コラボレーションによって刺激的な体験を生み出す。また、このアーティストたちはカメラ付き携帯電話を使ってCellfish.comに集合的なメディアブログをリアルタイムで作成するという、これまた初めての試みを行なう。インターネット・ユーザーは、Cellfish.comでのワークショップを詳しく見ることができ、「無料購読」ボタンを押せば、アーティストたちが集団で創り出した作品を携帯電話に受信できる。集合的デジタル作品は、7月16日〜27日にニューヨークのFIAFギャラリーで展示される。
「われわれはCellfish.comを、最も革新的な観客――つまりアーティスト――に提供して、彼らがわれわれのテクノロジーをどのように利用し、表現とコミュニケーションの新たな形態を作り出すかを見たい。彼らの作品はインターネット・ユーザーに、即時的な集合的表現の究極的ツールだとわれわれが考えるものの一端をかいま見せることになるだろう」と、「Cellfish.com」を運営するCellfish Mediaの最高経営責任者(CEO)、Fabrice Sergent氏は述べた。
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