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Knowledge Networks/SRI、モバイルビデオの利用状況に関する調査結果を発表
By デニス ボーチャンド | 2007年 7月 15日
モバイルビデオを視聴する消費者の5人に4人は、コンテンツが無料になるのならモバイル広告を喜んで見ると言っているが、モバイル広告の内容が自分の興味に関連あると感じている人は30%に満たない。これらはKnowledge Networks/SRIが出した新しいレポート「How People Use Mobile Video 2007」にある調査結果の一部だ。
同レポートは、ビデオ機能を備えた「iPod」や携帯電話、そしてノートパソコン所有者のモバイルビデオ利用方法と関心について詳しく述べ、実際にモバイルビデオ機能を利用している所有者とそうでない所有者の違いを示している。このレポートには、iPodや携帯電話を利用したビデオの視聴が過去1年で倍増したといったような、2006年と2007年のトレンドの比較も載っている。
How People Use Mobile Video 2007では、次のような調査結果も示されている。
過去1年間で、有償でモバイルビデオを視聴する人の割合は、ビデオiPod使用者と携帯電話使用者の両方で著しく低下し、ビデオiPodの使用者の間では81%から61%、携帯電話使用者の間では64%から50%となった。
使用している機器によって視聴時間の違いが顕著で、ビデオ機能付き携帯電話使用者の46%が1回あたりの平均視聴時間を5分以下と答えているのに対し、ビデオiPodもしくはノートパソコンの使用者は、その53%が1回あたりの平均視聴時間を30分以上と回答している。
iPodやノートパソコンのビデオ機能を使って映画を見る利用者の割合が、iPodでは1%から54%、ノートパソコンでは2%から34%へと、飛躍的に増加した。
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