« GeoBeatsがblinkx.comとビデオコンテンツ配信で提携 | Home | マンデラ氏の「No Easy Walk to Freedom」、電子書籍で再出版 »
Park Associatesの調査:大半のユーザーはビデオダウンロードに不満
By レオ ブランコ | 2007年 8月 12日
ビデオダウンロード、特に非ライセンス版のビデオダウンロードが流行しているが、ほとんどのユーザーはビデオダウンロードのサービスには満足していない。iTunesのようなライセンス版のビデオダウンロードであっても、同じくユーザーの満足度は低い。問題は料金の高さとビデオの性能の悪さにある。
Park Associates実施の新しい調査によると、オンラインビデオの品ぞろえが良いと答えたユーザーはわずか16%で、ビデオのダウンロード料金が妥当だと答えたユーザーは13%しかいない。
Parks Associatesの調査部門責任者John Barrett氏は「ユーザーはビデオダウンロード・サービスを利用する理由を見いだせていない。もちろん、ビデオショップに行く手間は省けるが、ダウンロードに時間がかかる上に、ビデオの性能も悪く、結局17インチの画面で見るはめになる。ユーザーが状況に不満を持つのも無理はない」と述べている。
現在ユーザーが利用できるのは、ライセンス版のオンラインビデオ・サービスとピアツーピア(P2P)という2つの方法に限られている。このことは、DVDメーカーと従来型のレンタルショップにとって、抗いようがないように見えるオンラインビデオダウンロードの流れに対抗する、かすかな希望となっている。また、こうした企業が現在のユーザーの不満を大きく取り上げるための、良いマーケティング材料にもなっている。
Topics: ダウンロード可能なメディア, 動画 |
Comments are closed.