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旅行手配に関するインターネット利用動向調査
By デニス ボーチャンド | 2007年 7月 14日
インターネットは依然として旅行の手配にを使われているものの、過去数年間は使われる頻度が減少している。世界的な民間調査機関Conference Boardと市場調査会社Taylor Nelson Sofres(TNS)による調査結果が発表された。
インターネットによる旅行手配のうち、利用満足度が非常に高かったのは航空券のオンライン予約で、調査した消費者の48%が「非常に満足」と答えた。またレンタカーのオンライン予約も高い満足度を示し、42%が非常に満足していると答えている。
旅行関係のウェブサイトを、旅行の計画や手配について調べるときだけに使うというのは、男性より女性のほうが多かった(女性21%に対し、男性は19%)。一方、調べるだけでなくそうしたサイトでオンライン予約もするというのは男性のほうが多かった(男性34%、女性33%)。旅行サイトの満足度では、非常に満足しているという答えは30%にとどまったが、「やや満足」という回答が55%あった。
1年前と比べて、旅行手配の調べ物にインターネットを使う頻度が増えたという人は10人中2人だったのに対し、オンラインで予約することが増えたという答えは18%だった。オンラインの利用頻度が増えた理由は「使いやすさ」が一番多く、次が「いつでもすぐに利用できるから」というものだった。そのほかに「過去の経験から」と「宣伝」が、利用増加の理由として多く挙げられた。一方、だいたい4人に1人が、旅行の手配にインターネットを利用することが1年前に比べて減ったと答えている。
Conference BoardとTNSによる調査「Consumer Internet Barometer」では、全米1万世帯を対象に、個人のインターネット利用状況を調べている。
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