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Google、5月のユニークビジター数で首位に
By ミニック リベラ | 2007年 7月 14日
調査会社comScoreは、世界おける5月のインターネットトラフィック調査の結果を公開し、comScore World Metrixサービスから最新のトップウェブサイト世界ランキングを発表した。その結果によると、世界のオンラインユーザー(過去1カ月間に家または職場からインターネットにアクセスした15歳以上の個人)は、4月の7億6600万人から5月には7億7200万人に上昇した。これは世界の15歳以上の人口の16パーセントに相当する。
Googleは、最も人気のあるサイトとしてトップを走り続け、インターネットユーザーのほぼ70パーセントが利用している。Googleと2番2番手のMicrosoftは、4月から5月までにユニークビジター数が2パーセント増加した。トップ3のサイトで訪問者1人あたりの平均訪問回数を見ると、Googleが27回、Microsoftが23回、Yahoo!が22.5回と、平均20回を上回った。
最も訪問者数の多い上位10サイトのうち、増加率が最大だったのはApple Inc.で、世界全体で5パーセントも訪問者数が増加した。米国では先ごろiPhoneがリリースされたが、訪問者数が増加したのはそのリリース前だった。それに続くのがeBayとAmazonで、インターネットサイトの上位から第6位と第8位にランクされているが、共に4月から5月までに4パーセント上昇している。
5月に入って、母の日や夏休みシーズンの到来でオンラインショッピングが大幅に増え、オンライン販売サイトに利益をもたらした。価格比較サイトのCiaoは最も急成長中のサイトで、訪問者数は31パーセント増の2960万人、一方Priceline.comは15パーセント増の2310万人だった。オンラインカタログサイトKarstadt-Quelleの全世界におけるトラフィックは15パーセント増加した。
ソーシャルネットワーキングサイトFacebook.comは、月間訪問者数の増加率トップ10のサイトのうち、月間のユニークビジター数で第1位に輝いた。同サイトの5月における訪問者数増加率は第2位で、世界全体のトラフィックは22パーセント増加している。この成長で特筆すべきは、他のトップ10の急成長サイトに比べて、訪問者1人あたりの訪問回数が5倍以上多いということだ。
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