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チケットの自動購入プログラムに対し、裁判所が禁止命令
By オリー ヴィレガス | 2007年 10月 18日
ロサンゼルス連邦地裁は10月15日(米国時間)、ペンシルバニア州に本拠を置くRMG Technologiesに対し、Ticketmaster.comのウェブサイト保護システムを回避できるコンピュータ・プログラムの開発/密売/使用幇助を禁じる命令を下した。これらのプログラムは、いわばチケット購入希望者の列にチケットブローカーを割り込ませるようなもので、消費者によるチケットの公正な入手を妨げてきた。
連邦地裁のAudrey B. Collins裁判官が下した命令は、RMG TechnologiesがTicketmasterのウェブサイトにアクセスして入手した情報を利用して、同サイトのコピー防止システムおよびウェブサイト規制システムを回避するためのコンピュータ・プログラムを開発する行為も禁じている。RMGのソフトウェアを使えば、人間が操作するよりも迅速にTicketmasterからチケットを購入できる。同プログラムを利用していたのは、チケットブローカーおよびチケットブローカーにチケットを販売する業者などで、購入したチケットを正規の価格よりも高値で一般消費者に再販していた。こうした行為によって、消費者がチケットに表示されている「額面」通りの価格でチケットを入手するのは困難だった。
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