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Google、YouTube上の違法コピー動画を特定する新ツールを公開
By レオ ブランコ | 2007年 10月 18日
著作権侵害に当たるオンライン動画を取り締まる対策の一環として、YouTubeを傘下に抱えるGoogleは10月15日(米国時間)、「YouTube Video Identification」のベータ版をリリースした。
同社の公式ブログによると、これは著作権所有者が「各自のコンテンツを特定し、YouTubeにおける著作物の取り扱い方を管理する」のを支援するためのツールだという。
また、YouTubeの紹介ページによれば、この新ツールの目的は、著作権に関する正確な情報を収集し、著作権所有者に対して選択肢を与え、素晴らしいユーザー体験を提供することだという。
しかしながらGoogleとYouTubeは、YouTube Video Identificationについて、両社が負うべき法的責任範囲を超えて提供するものだと明言している。
現在Googleは、CBS、Disney、Time Warner、Viacomなどの大手メディア会社の協力を得て新システムをテストしている。
それでも、Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は、新システムは完璧と呼べるには程遠く、現時点で100%の正確性を達成することは不可能だと認めている。現在の同社の目標は、最低でも80〜90%のシステム精度を達成することだという。
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