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Discovery CommunicationsがHowStuffWorksを買収
By レオ ブランコ | 2007年 10月 16日
ノンフィクション・メディア企業の大手Discovery Communicationsは10月15日（米国時間）、HowStuffWorksを買収することで合意したと発表した。HowStuffWorksは、この世のあらゆるものの仕組みについて、質が高く分かりやすい説明を中立の立場から行なっている第一級のオンライン情報源だ。
Discovery Communicationsはあらゆるプラットフォームを通じて、知識の提供やユーザーの好奇心を満たすことに努力を傾注しており、HowStuffWorksの買収によって、世界一のノンフィクション・メディア企業という同社の地位はさらに強固なものとなる。
一方のHowStuffWorksでは、編集チームが毎日制作している新しいコンテンツのほか、同社が独占的デジタル使用権を持つ3万冊以上の書籍や80万件の画像、18万枚を超える地図を利用して、脳からコウモリ、ロケットエンジンからジェットコースター、ハイブリッドカーからハイビジョン・テレビにいたるまで、数え切れないほどの話題について説明している。
買収後もHowStuffWorksの最高経営責任者（CEO）としてその地位に留まるJeff Arnold氏は次のように語った。「Discovery Communicationsには、総計10万時間におよぶ素晴らしいビデオクリップの膨大なライブラリがあり、HowStuffWorksには、専門家の執筆による、常に新しい家族向けの記事がある。両社のコンテンツを状況に応じて組み合わせていけば、最終的にはまさに『ビデオ版ウィキペディア』というべきものになるだろう。情報を求めている消費者は、あらゆる疑問に答えるリッチなマルチメディア体験に出会い、一方われわれのビジネスパートナーは、顧客として対象となる利用者に到達できる新たな機会が得られる」
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