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DivXがVeatrosを買収、「Connected」を発表、DeviantArtに投資
By リザ サンチェス | 2007年 8月 24日
米国サンディエゴを拠点とするオンラインビデオ技術会社、DivXの周辺で、いろんなことが起きているようだ。
まず、DivXがデジタルビデオ処理の新興企業Veatrosを買収したという話が伝わってきた。自社のマルチメディア・プロジェクトとVeatrosの技術を統合する計画らしい。DivXは、「Apple TV」と競合する独自のメディアボックス、「Connected」を立ち上げている。Connectedは、Veatrosの技術を採用することで実現したプロジェクトだ。
「DivXは、世界の大手家電メーカーと協力してよりよいメディア体験を構築しているが、こうしたソリューションでは革新的な検索技術が要となる。Veatrosの資産によりConnectedプラットフォームに強力な機能が追加される。消費者は手軽にデジタルメディア・コンテンツを探しだして楽しめるように、また、カバーアートや監督、俳優などのメタデータをすべてのビデオタイトルに簡単に追加できるようになる」とDivXの最高経営責任者(CEO)代理であるKevin Hell氏は話している。
これで終わりではない。芸術家のためのインターネットコミュニティーであるDeviantArtが行なった、総額350万ドルの第1回資金調達ラウンドに、DivXが投資したという報道もあるようだ。DeviantArtが調達した資金の使い道は公表されていないが、大手アートコミュニティーへの今回の投資がビデオ技術プロジェクトと関係があるのか(それはどのような形で)と考えてしまう。一つ明らかなのは、DivXが何か思い掛けないものを隠しているということだ。
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