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有料検索広告を最も頻繁に利用するのはEコマースサイト
By リザ サンチェス | 2007年 6月 8日
デジタル世界の統計的調査の大手comScoreの調査によると、有料検索広告を最も頻繁にマーケティングに利用しているのはEコマースサイトだという。2007年3月を調査対象とした「qSearch Marketer」レポートに基づくこの研究では、有料検索広告の広告主上位10社がオンライン小売業者または比較ショッピングサイトだということが明らかになっている。
大手の検索エンジンを通じて3月中に表示されたスポンサーつきリンクは約200億件で、上位16%はEコマースサイトによるものだ。リストのトップはeBay.comで8億200万件(4.1%)、次いでSmarter.comが3億6600万件(1.9%)、Shopping.comが3億5700万(1.8%)となっている。
「自社のサイトへとトラフィックを送り込むために、最も積極的にスポンサーつき検索を利用しているのがEコマースサイトだということは明らかだ」と、comScoreのSearch Solutions担当シニアバイスプレジデント、James Lamberti氏は述べた。「スポンサーつきリンクの広告主上位10社は、すべて小売または比較ショッピングサイトで、米国のインターネットユーザーに提示されたスポンサーつきリンクの6件のうち1件を占めている。Eコマース小売が現在、年間1000億ドル規模の産業になっていることからすれば、オンライン小売の大手が割り増し料金を払って主要な検索エンジンに表示されるようにしたがるのも、驚くようなことではない」
同じ調査によると、全クリックスルー(ユーザーによるリンク先の参照)の57.3%はGoogleからのものであり、Eコマースサイトへのクリックスルーが全体の53.8%を占めていた。
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