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ESPN傘下の「Cricinfo.com」がモバイル広告でAdMobと提携
By デニス ボーチャンド | 2007年 9月 13日
米国最大のスポーツチャンネルESPNの子会社で、クリケット競技のコンテンツソースとして世界最大規模を誇る「Cricinfo.com」が、モバイル広告ネットワークのAdMobと提携した。自社の携帯サイトのトラフィックから利益を上げるのが狙いだ。AdMobはCricinfoに代わって広告を世界中に配信し、同時に卓越したターゲティングで、広告主がローカル市場のユーザーにアプローチできるようにする。モバイル広告関連の提携で、世界規模とローカル規模の両方で同時に攻勢をかけるのは、両社の提携が初の試みの1つとなる。
AdMobはCricinfoのページ上に広告を提供し、同社の数百ブランドに上る広告主とCricinfoの利用者をつなぐ。8月には、AdMobはインドだけで3億5000万を超える広告を、携帯電話のウェブ広告掲載サイト・ネットワーク上に配信した。このときの掲載サイト数は2000を超える。AdMobは世界的規模の広告主と市場特化型の広告主の双方を顧客に持ち、業界随一のターゲティングを提供している。
AdMobを使ったCricinfoの広告は、 南アフリカで開催されるクリケットの世界大会「Twenty20 World Cup」の開幕ぎりぎりに間に合うタイミングで開始された。この大会は、試合の情報を求める世界中のファンを、何百万人と携帯機器に惹きつけるものと期待されている。ウェブ接続が可能な携帯機器の利用者は、Cricinfoのサイトを訪問すれば、試合の最新スコア、日程、試合結果などが調べられる。
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