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Friendster、6次の隔たりまでを把握できるグラフ・サーバーを配備
By デニス ボーチャンド | 2007年 6月 24日
Friendsterは、世界中で4500万人というユーザーどうしの関係を知ることのできる、高度にスケーラブルな、次世代のグラフ・サーバーを配備することに成功したと発表した。Friendster独自のグラフ・サーバーは業界で初めて、2人のユーザーが最大6次の隔たりまでの範囲でどのようにつながっているかをリアルタイムで管理する。従来のソーシャル・ネットワークは、基本的な1次の関係を「フレンドリスト」として記録しているだけだ。
今回の技術は、Friendsterユーザーの利便性だけを目的として配備された。自分のプロフィールを見られるのは誰で、さまざまなコミュニケーション機能を使って自分に連絡できるのは誰かということは、ユーザー自身がコントロールする。また、Friendsterユーザーは、自分たちが別のユーザーとどのようにつながっているかという情報は有用で、しかも楽しいと感じている。Friendsterユーザーは、別のユーザーとの隔たりの次数に基づいて、プロフィール情報へのアクセスとメッセージを受信するかどうかを、厳密にコントロールできる。
「スパムや一方的な電子メール、通信のはびこる時代において、これは素晴らしい方法だ。Friendsterでは、自分のプロフィールを見られるのは誰で、メッセージを受け付ける相手は誰かということを、ユーザーがコントロールできる」と、Friendsterのマーケティング担当バイスプレジデント、David Jones氏は述べた。「誰にプロフィールを見せ、誰にコンタクトを認めるかについて、Friendsterは業界で最大限のコントロールを提供している」
Topics: ソーシャルネットワーク |
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