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Google、マルチコア用ソフトのプログラミングに強いPeakStreamを買収
By リザ サンチェス | 2007年 6月 8日
拡大を続けるGoogle帝国は、マルチプロセッサ・ユニット向けのプログラミングツールを開発する新興企業PeakStreamを買収した。
PeakStreamは、最新コンピュータの高性能プロセッサの性能を引き出し、マルチコア・プロセッサやグラフィック用チップ、ゲーム用チップを活用できるようにするソフトウェアの開発ツールを販売している。専門家の予想によれば、今回の買収によりGoogleの技術戦略が変更される可能性もあるという。PeakStreamが扱うGPU（グラフィック処理用プロセッサ）が、Googleのサーバーの速度を2倍にするかもしれないからだ。
買収の金銭的条件は明らかにされていない。Googleの広報担当者は、用意された声明の中で次のように述べた。「PeakStreamチームが持つ幅広い技術的専門知識は、Googleユーザーに恩恵をもたらす製品や機能の創造に役立ってくれるものと思う。新しいマルチコア・システムに向けた高性能なアプリケーションの開発を続けているPeakStreamに対して、さらなるリソースを提供できることを、われわれも楽しみにしている」
Googleがこうした技術に興味を持つのは理にかなったことだと、同社は言う。インターネット検索の大手企業として何万台というサーバーを運営しているGoogleにとって、PeakStreamのアーキテクチャは、自社システムの機能を最大限に引き出すことを可能にするものだろう。
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