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Googleが紙面広告プログラム「Print Ads」の規模を拡大
By ミニック リベラ | 2007年 7月 20日
Googleは7月18日（米国時間）、同社の紙面広告プログラム「Google Print Ads」の規模と範囲を拡大すると発表した。このプログラムは、Googleが2006年11月に、新聞50紙と一部の広告主を対象として試験運用を開始したもので、現在では参加紙が225紙を超え、全米35の大都市のうち32都市を代表する新聞が同プログラムに参加している。また総発行部数は約3000万部に上る。同プログラム参加紙には、E.W. Scripps、Freedom Communications、Hearst Newspapers、GateHouse Media、Gannett、MediaNews Group、New York Times、Seattle Times Company、Tribune Publishing、Washington Postなどが名を連ねる。さらに今回Print Adsは、「Google AdWords」のアカウントを保有する数十万に及ぶ米国の広告主も利用できるようになった。
Print Adsを利用すれば、いかなる規模の広告代理店や広告主でも、単一のウェブインターフェースを通じて、簡単に全国紙や地方紙に広告を掲載できる。マーケティング担当者にとって同プラットフォームは、新聞の読者層に合わせたやり方で新たな顧客に接触を図る機会となり、広告主や出版社にとってのコスト効果も高い。また、新聞社は既存の広告主とあまり重複していないGoogleの広告主ネットワークから、新たな顧客を獲得することで、広告収入を増やすことができる。その一方で新聞社は、既存の広告主との直接取引も継続していく。
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