« Wal-Mart、ネットで製品のカスタマーレビューとレイティング | Home | Googleが紙面広告プログラム「Print Ads」の規模を拡大 »
オンライン不動産仲介のRedfin、1200万ドルの資金を調達
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 7月 20日
オンライン不動産仲介業のRedfin Corporationは7月18日(米国時間)、ベンチャーキャピタルのDraper Fisher Jurvetson(DFJ)が中心となった資金調達ラウンドのシリーズCで、1200万ドルを獲得したと発表した。DFJのほか、前回の資金調達に参加したMadrona Venture Group、Vulcan Capital、BEV Capital、The Hillman Companyが今回も参加した。Redfinがこれまでに調達した資金の総額は2080万ドルになる。今回の資金調達と時期を同じくして、Redfinはワシントン特別区とボルチモア地域のオンライン不動産サービスを開始した。
Redfinは調達した資金を使って、サービス提供地域を全米に広げようとしており、2007年中にはシカゴでもサービスを開始する計画だ。また、同社が運営する業界屈指の不動産売買サイトに対する投資もさらに進めていく。
2006年5月にシリーズBの資金調達を行なって以来、Redfinが取り扱った不動産の取引高は3億500万ドルにのぼり、住宅購入者らは総額で600万ドル近い仲介手数料を節約できた計算になる。また、この間に同社の売上高は20倍に増加し、4つの地域で新たにサービスの提供を開始した。さらに、CBSテレビの「60 Minutes」で取り上げられたこともある。資金提供の見返りとして、DFJはEmily Melton氏を取締役としてRedfinの経営陣に送り込む。
Topics: ベンチャー・キャピタル, ウェブ |
Comments are closed.