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Googleのプライバシー保護は最下位
By リザ サンチェス | 2007年 6月 13日
ニュース、ブログ、ウェブ、すべてに関係する話だ。あの検索エンジン大手のGoogleが、ユーザーのプライバシー保護で最下位にランク付けされた。Privacy Internationalによるこの評価は、6カ月かかった調査に基づいている。調査レポートの中でGoogleは、Microsoft、Yahoo!、AOLなどのインターネット企業23社の中で最下位に位置づけられた。調査対象企業のうちGoogleだけが、「消費者を広範囲にわたり監視していて、プライバシーに対して凝り固まった敵意を抱いている」と落第点をつけらている。
「Googleを最下位にする決断が、まざまな議論を呼ぶだろうことは承知している。しかし、われわれは調査を通じて、プライバシーに対するGoogleの姿勢には、ほかの組織をしのぐ、数多くの欠陥や敵視が見られることを確認している」とPrivacy Internationalは述べている。
一方Googleは、リポートは不正確だとおおやけに異議を唱えている。Googleの副顧問弁護士であるNicole Wong氏は「Privacy Internationalのリポートは残念だ。われわれのサービスに対する数々の間違いと誤解に基づいている」と語っている。
Privacy Internationalは、ロンドンを本拠とするプライバシーに関する非政府組織で、テクノロジーアセスメントやポリシーレビューを実施したり、政府や企業による監視を見張る活動を行なったりしている。Privacy Internationalによる詳細なレポート「底辺への競争:インターネットサービス企業のプライバシーランキング」はここで見ることができる。
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