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インターネット広告の売上が急増
By ミニック リベラ | 2007年 6月 9日
オンライン広告業界団体 Interactive Advertising Bureau(IAB)とPricewaterhouseCoopers(PwC)は、2007年第1四半期にオンライン広告の売上が49億ドルに達したと発表した。前年同期の38億ドルからは26%、2006年第4四半期の48億ドルからは2%の上昇だ。
「オンライン広告売上の継続的な成長は、明らかに、インターネットという媒体の並外れた活力と伝達能力に対し、マーケティング担当者らの信頼感が高まっていることを示している」と、IABの最高経営責任者(CEO)兼社長を務めるRandall Rothenberg氏は述べている。「オンライン広告は、今までにないほど効率的に消費者に到達し、しかもその効果は計測可能だ。マーケティング担当者らはそこから利用可能なデータを取得することができる。新しいプラットフォームや技術を取り巻く環境が絶え間なく変化することで、対話型広告の充実度は高まっており、オンライン広告の成長傾向は確実に今後も続いていくだろう」
一方、PwCのディレクタを務めるPeter Petrusky氏は、次のように述べている。「今回の数字は、広告の収益基盤の規模を考えてみると、とりわけ驚くべき結果だ。今回の結果を考慮すると、ブロードバンド加入者の増加によって、こうした堅調な売上の伸びが今後も続くとわれわれは見込んでいる。ブロードバンドサービスが普及すれば、ユーザーのネット接続時間が増加するとともに、ダイアルアップ接続では実現不可能だったリッチメディアや動画広告向けのプラットフォームが登場してくる可能性があるからだ。」
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