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オンラインでの評判が雇用に影響?
By レオ ブランコ | 2007年 10月 8日
プロジェクト単位でマーケティングや広告、制作、ウェブのプロを派遣する専門スタッフサービスのCreative Groupが最近実施した調査では、調査対象となった250人の広告・マーケティング担当幹部のうち、約50%が「時々」またはそれ以上の頻度で、採用予定者に関する情報をオンラインで検索していると回答している。そのうち14%は、検索によって得た情報を元に採用を見送ったことがあるという。
「採用予定者に関する追加情報を入手するためにGoogleなどの検索エンジンをどの程度利用していますか?」という設問に対して、調査対象の広告・マーケティング担当幹部の19%が「いつも利用している」、31%が「時々利用している」、24%が「めったに利用しない」、24%が「一度も利用したことがない」、2%が「わからない」と回答している。
Creative Groupのエグゼクティブ・ディレクターDave Willmer氏は次のように説明している。「雇用者は要注意人物であることを示す情報を求めているだけではない。おそらく、業界団体や業界関係のブログまたは掲示板への参加状況など、スタッフ候補に専門的職業の資質が備わっていることを示す証拠も探しているのだろう」
こうした傾向を真剣に受け止める求職者にはさまざまな選択肢がある。Creative Groupは、「Zoominfo」に職業に関するプロフィールを掲載する、「LinkedIn.com」のようなSNSサイトを積極的に利用する、業界関係のブログにコメントを投稿する、自分のウェブサイトを開設する、などの方法を勧めている。
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