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Kabooseがイギリスの親業サイト「Bounty.com」を買収
By レオ ブランコ | 2007年 11月 18日
家族問題を扱う北米最大の独立系メディア企業のKabooseは11月15日(カナダ時間)、家族や親業に関する英国におけるトップサイトの1つである「Bounty」を、1億4000万ドルで買収することで最終的な合意に達したことを発表した。
Kabooseは、すでに「BabyZone」「ParentZone」「AmazingMoms」「TwoPeasInABucket」などのサイトを運営しているが、Bountyの買収によって内容をさらに充実させていく予定だ。
今回の買収によって、トロントを本拠とするKabooseが、競合するNickelodeon、Walt Disney、Johnson&Johnson(J&J)傘下のBabyCenterなど、小さい子供のいる家族をターゲットとする企業と互角に戦えるようになることが期待される。
ただし、Kaboose、Bounty.com両社とも、1億1500万ドルの株式による資金調達が完了するまで、メディア発表は行なわないとしている。
1億4000万ドルもの資金が必要な理由は、Beauty.comが登録者240万人を誇るイギリス最大の親業関連クラブであるばかりでなく、同社が未成年の子供を持つ家庭に関する情報を集めたヨーロッパ最大のデータベースでもあるからだ。それだけでなく、Bounty.comは、P&G、Unilever、J&J、Kimberly-Clarkなどの世界的なトップ企業とも強力な提携関係を持っている。
Topics: 買収, オンライン・メディア |
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