« 今年のクリスマスプレゼント選び、親たちは「価格」と「安全性」を最重視 | Home | Zipideeが「TotalVid.com」を買収 »
ボストン連邦地裁、Facebook創設者の私的文書の掲載を認める判決
By レオ ブランコ | 2007年 12月 7日
他人のプライバシーを侵害したがっていた人物が、現在は自分のプライバシーを守るために戦っているとは、なんという皮肉だろう。
Facebookの創設者で、論争の的となっている広告システム「Beacon」を発案したMark Zuckerberg氏は、ハーバード大学の卒業生を対象にした雑誌「02138」が「Poking Facebook」(Facebookにメスを入れる)と題する記事の中でZuckerberg氏の私的な文書を公開しているとして、同誌を訴えていた。
ABC Newsによると、大胆にも02138は、ハーバード大学を中退して億万長者となったZuckerberg氏の個人的な文書をいくつか公開しているという。そうした文書には、オンライン日記の一部や大学への願書のほか、ソーシャルネットワーキング・サイトConnectUからビジネスプランやソースコードを盗用したとして、同サイトの創設者たちから訴えられた裁判に対する憤懣を記した文章が含まれている。
Zuckerberg氏にとっては残念なことだが、ボストン連邦地裁は、02138がこれらの私的な文書を同誌のサイトに今後も掲載し続けることを認める判決を下した。Zuckerberg氏が財力に物を言わせてこれらの文書を葬ってしまう前に、今すぐ02138のサイトに行って、読んでみよう。
Topics: Facebook |
Comments are closed.