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「お薦め」表示サービスのLoomiaが「The Wall Street Journal Online」と契約
By ニーノ マルケッティ | 2007年 7月 18日
メディアやニュースサイトに「お薦め」表示サービスを提供するLoomiaが、「The Wall Street Journal Online」（WSJ.com）に同社の技術を適用する契約を結んだことを発表した。契約の金銭的条件については明らかにされていない。
「Loomia Recommendations」は、WSJ.comの掲載記事の隣に、「この記事を読む人は……こういった記事も読んでいます」という見出しのモジュールで表示される。お薦めに選ばれる記事は、ユーザーが今読んでいるものとか、以前に閲覧したようなものといった、当人のこれまでのウェブサイトの履歴に基づいて生成される。さらに、読者の選択の傾向をほかのユーザーの傾向と比較対照することで、より確実でその人にあったお薦め記事が選び出される。
「われわれの狙いは、The Wall Street Journal Online全体の深く幅広いコンテンツを抵抗なくユーザーに提示することによって、ユーザー個人により適した体験を届けることにある。われわれの読者層を構成するのは、オンラインでもとりわけ情報に詳しく影響力の大きいユーザーであり、Loomiaのサービスは、記事とユーザーどうしが共有する興味を媒介にしてユーザーを結びつけてくれる。出だしは非常に好調で、Loomia Recommendationsに連動してページビューは大きく増大した」と、WSJ.comのゼネラルマネージャーを務めるDaniel Bernard氏は語った。
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