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オンラインRPG「MapleStory」に実在の大型小売店が登場
By デニス ボーチャンド | 2007年 12月 7日
アジアのオンライン・エンターテインメント企業Nexon Groupの米国法人Nexon Americaは、ゲーム料金の支払いなどに利用できる独自のプリペイドカード「Nexon Game Card」を、Target、Best Buy、7-Elevenなどの大型小売店で販売している。同社は最大の人気ゲーム「MapleStory」の中に、提携しているこれらの大型小売店を登場させる予定だ。Nexon Americaでは、ゲームの中でプレーヤーをそれらの店舗に連れて行き、Nexonゲームカードが、Best Buy、CVS、Duane Reade、7-Elevenなどで販売されていることを宣伝する。
数百万を数えるMapleStoryのプレーヤーは、テーマに沿ったクエストを遂行する途中でゲーム内の仮想店舗を訪れることになる。つまり、それらのクエストが小売店の宣伝にもなり、Nexonゲームカードがそれら小売店で購入できるという宣伝にもなるというわけだ。そうした特別なクエストの中で、ユーザーは仮想のNexon Game Cardを手に入れるため、さまざまな任務をこなしたり、これらのチェーンストアに行ったりしなければならない。手に入れた仮想のNexon Game Cardは、MapleStoryの中で使える「Maple Points」という通貨と交換できる。
Nexon Americaは、小売店にとっては魅力的な提携相手だ。なにしろ、熱心で満足度の高いコミュニティーを紹介してくれるのだから。ホリデーシーズン中のこの時期は、スペシャルイベントがまさに進行中で、MapleStoryの世界は高揚し、活気に溢れている。プレーヤーはゲームに没頭するだけでなく、現実世界のイベントにも参加できる。Maple Storyをテーマにした祝日のご馳走の写真コンテストもそのイベントの1つだ。また、ポエム・コンテストも予定されていて、優勝者には特製ポスターとオリジナルのコンセプト・アートが贈られる。こうしたコンテストを通してクリエイティブな場を設けることで、「Mapler」（MapleStoryのファン）が持つ実世界での才能が紹介され、Nexonコミュニティーに参加しているあらゆる人が楽しめるようになっている。
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