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Microsoftが「Live Search Books」に著作権保護作品を追加
By リザ サンチェス | 2007年 6月 5日
Microsoftは、書籍検索検索サービス「Live Search Books」のデータベースに著作権で保護された作品加えるとともに、同サービスのインターフェースを改善して検索および閲覧が容易にできるようにした。
Microsoftは検索エンジンのデータベースを拡張するにあたって、複数の出版社から著作権保護作品の使用許諾を得た。主だったところで言うと、Cambridge University Press、McGraw-Hill Companies、Simon & Schusterなどがある。これは、ライバルであるGoogleの書籍検索サービスに対抗する動きだ。
Live Searchのセレクションチームでゼネラルマネージャを務めるDanielle Tiedt氏によると、Googleが現在争っているような著作権問題に対処することを目指しているという。Googleは現在、著作権所有者の許可なく書籍をインデックス化して検索エンジンに登録したとして、2件の著作権侵害訴訟に直面しているようだ。
新たに改良を施したLive Search Booksでは、Microsoftは著作権保護作品について、検索結果で表示する部分を一定の割合に制限し、ユーザーがその書籍を購入できる外部サイトへのリンクを提供する。同サービスでは、検索キーワードの当該書籍内における出現頻度を示し、その書籍が検索キーワードとどの程度関連深いかを知る手がかりを、ユーザーに提供している点がユニークだ。
Live Search Booksのリリースは昨年の12月。当初は、著作権の適用を受けないパブリックドメインの書籍を対象にしていた。
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