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エミー賞ブロードバンド部門のノミネート作品発表
By ミニック リベラ | 2007年 6月 5日
テレビ芸術科学アカデミー(NATAS)が、オリジナル娯楽番組に授与されるエミー賞の新部門のノミネート作品を発表した。新たに設けられたのは、パソコン、携帯電話、PDAといった機器でのブロードバンド接続向けに制作されたコメディーシリーズ、ドラマシリーズ、子供向け番組、バラエティー番組の4部門だ。デイタイム・クリエイティブアート&エンタテインメント・エミー賞受賞式は、6月14日(米国時間)にHollywood & Highland Centerのボールルームで行なわれる。
「ノミネート作品は、業界のトップと消費者の両方によって制作されたブロードバンド接続向け番組の現在を示している。ノミネート作品の共通点は、質が高いということだ——これらの作品は、独創性とプロダクションバリュー(技術的要素)がきわめて高い。実のところ、事実、今年は他の部門よりもブロードバンド各部門のほうがエントリー作品が多く、ユーザーが制作した番組がノミネート作品の50%近くを占めている。われわれがテレビで、いつでもどこでも、誰が制作した番組でも見られる時代に向かっていることは明らかだ」と、NATASのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)を務めるPeter Price氏は語る。
NATASは今年初めて「MySpace」と提携し、ユーザーがエミー賞ブロードバンド部門に作品をエントリーできる独自のコミュニティを開設した。MySpaceを通じてエントリーされた作品は、毎週放送のドラマシリーズ『Satacracy 88』など数十作品だ。「ItsAllInYourHands.com」で配信された『Satacracy 88』は、毎週、番組の最後に行なわれる視聴者投票に基づいてストーリーの流れを決めるドラマシリーズで、ドラマ部門にノミネートされている。
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