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打倒Google、MicrosoftとViacomの提携戦略は成功するか?
By レオ ブランコ | 2007年 12月 21日
自分の強力なライバルに打ち勝つための最良の方法とは? そのライバルにとってのライバルと協力することだ。これこそ、Microsoftが、優勢を誇る競合Googleに対抗するためとっている戦術だ。
「Wall Street Journal」紙ではMicrosoftとViacomの提携について、Googleの勢いを抑制し、オンライン広告市場においてより大きなシェアを獲得するのが主な狙いだと報じている。両社の提携によって、かつては不滅だとされたBill Gate氏のMicrosoftは、Comedy Central、MTV、Paramount PicturesなどViacomが所有する300以上のサイトに、オンライン広告を掲載する独占権を獲得する。
Viacomは現在、Google傘下の動画共有サイトYouTubeを相手取って、10億ドルの損害賠償を求めた著作権侵害訴訟を争っている。一方、Microsoftは広告に関して、Googleに打ち勝つ方法をいまだ見出していない。これまでのところMicrosoftは、GoogleによるDoubleClickの買収について、単にMicrosoftの広告システム「Atlas」を阻むものだという理由から痛烈に批判している。
Googleをオンライン広告市場の首位から引きずりおろすというこの策略はうまくいくのだろうか? 強い力が強い力と手を組めば、驚くべき成果をもたらす可能性はある。しかし、NBAの人気チームLos Angeles Lakersは、かつてスタープレイヤーのShaquille O’Neal氏、Kobe Bryant氏、Karl Malone氏、Gary Payton氏を獲得しながら、惜しくも優勝を逃している。
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