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活動する若者に情報と場を提供する「Think MTV」開設
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 9月 22日
MTV Networksは9月20日(米国時間)、設立時からのパートナーであるCase FoundationとBill & Melinda Gates Foundation、Goldhirsh Foundation、MCJ Amelior Foundationとともに、若者の活動を変える新しいサイト「Think MTV」を開設した。若者に与える影響がもっとも大きい問題についての情報を提供し、関心を持たせるという、MTVの長年にわたる取り組みから生まれたThinkコミュニティーは、変化を起こす若者のための信頼できるオンライン情報源となるとともに、議論を戦わせる場となる狙いがある。20日にベータ版が公開されたThink MTVは、気軽なボランティアから筋金入りの活動家まで誰もが、知識を得て、絆を結び、意見を述べ、活動し、報われることができるサイトだ。
Think MTVが今後のために実施した調査「Just Cause」から、若者は活動に深い関心を抱いていることが明らかになった。80%の若者が、コミュニティーなどの支援活動を行なうのは大切なことで、正しい行動だと回答している。だが、「(そうした活動を)よく行なっている」と回答したのは19%にとどまる。回答者は、性的な面での健康、差別、教育といった個人的な問題から、環境、テロ、貧困、移民問題などの国際問題まで、若者世代が直面している問題に大きな関心を抱いていた。だが、多くの回答者は、どこに行けばかかわれて、どういうふうに取り組めばいいのかはっきりわかっていなかった。Think MTVは、取り組みに役立つ新しいツール(携帯電話、オンラインフォーラム、ブロードバンド動画、デジタルカメラなど)によって、こうした若者を結集し、「活動における格差」を縮め、もっと簡単に情報を入手したり行動したりできるようにする。
Topics: MTV, オンライン・コミュニティ |
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