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MySpaceとPayPal、口コミの資金集めを推進する「Impact Channel」開始で合意
By デニス ボーチャンド | 2007年 10月 13日
MySpaceは、PayPalとの間で、非営利団体と選挙に臨む政治家が、MySpaceに設けたそれぞれのページを中心にバイラル（口コミ的）に資金集めをすることができる「Impact Channel」を開始することに合意したと発表した。Impact Channelは、これまでも試験運用されていたが、この発表で正式運営となったもので、新たに、ボランティアの検索および紹介ツール「Volunteer Space」のほか、日替わりの世論調査や、投票者登録が行なえるツールが用意される。
10月4日（米国時間）の発表によれば、MySpaceとPayPalとの提携によって、指定の非営利団体およびすべての米大統領選候補者が各自のプロフィールページで、Impact Channelの資金集めのためのツールを利用することができる。PayPalが提供するツールは、友人に各自のMySpaceページにツールをコピーして追加するように呼びかけて、自分が支持している主義主張を示し、寄付を呼びかけ、資金集めに協力するという、口コミを利用するものだ。このバイラルな資金集めの効果は「サポーター・ツリー」という機能で知ることができる。プロフィールにこのツールを追加したユーザーを追跡し、結果としていくらの寄付が集まったかがわかる仕組みだ。
このような資金集めに加え、MySpaceは、ボランティアの検索と紹介ができる新サービス「Volunteer Space」も明らかにした。「VolunteerMatch」の技術によるこの新サービスでは、郵便番号や検索条件を入力することによって、ユーザーが自分のニーズに合ったボランティアを探すことができる。さらに、ウェブ動画編集サイトの大手「Flektor」の技術がImpact Channelに組み込まれ、日替わりの世論調査を実施する。このほかにも、「Declare Yourself」の技術を利用して迅速な投票者登録を可能にする新ツールや、ユーザーが関心を持っている分野で、公共的で社会貢献のできる仕事を探すための求職ツールなどのコンテンツが用意される。
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