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携帯をiPod代わりに–Melodeoが新サービス「nuTsie」を発表
By ニーノ マルケッティ | 2007年 6月 8日
Melodeoが新サービス「nuTsie」を発表し、現在ベータ版を無料で公開している。これは、同サービスに対応している携帯電話に、家庭用パソコンからiTunesの楽曲を送ることができる(携帯電話で楽曲を読み込むと言ったほうがいいかもしれない)というものだ。
nuTsieは、そのうちにAppleが訴訟を起こすだろうが最終的には勝ち残れると見ており、公式ブログでは「ハイファイ音質の音楽」を楽しめ、携帯電話でiTunesのプレイリストと楽曲をシャッフル再生できると宣伝している。その仕組みはこうだ。まず、iTunesの楽曲コレクションのメタデータをエクスポートして、データをnuTsieにアップロードする。すると、nuTsieでは、「アップロードしたiTunesライブラリ内の楽曲リストとプレイリストを、nuTsieのウェブサーバーに保存してある全楽曲と比較し、ユーザーのライブラリにあるものと同じ楽曲を携帯電話にストリーミング配信する。再生はシャッフルモードのみだ。nuTsieは、ユーザーが聴いた楽曲のアーティストとレコード会社に楽曲使用料を払う」。
このサービスの注目すべきおもしろい点は、実際にはユーザーのパソコンからiTunesの楽曲コレクションをストリーミング配信するわけではないので、パソコンの電源を切っているときも音楽を楽しめることだ。考えられる大きな欠点は、コレクションにマイナーな曲が多いと、その曲がnuTsieのサーバーにない場合は聴けないという点だ。
nuTsieには、ウェブページで音楽の好みやプレイリストを友人と共有できるというソーシャル ネットワーキング的な要素もある。Melodeoは、この共有サービスを近々携帯電話からも利用できるようにしたいと考えている。
Topics: Apple, オンライン・ミュージック, ミュージック, モバイル |
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