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新聞社の広告売上下落が続く中、ウェブサイト広告は著しく上昇
By レオ ブランコ | 2007年 11月 24日
米国新聞協会(NAA)の予備調査の結果によると、新聞社のウェブサイト広告の売り上げは第3四半期に21.1%増加し、7億7300万ドルに達したという。
新聞社のウェブサイト広告は、すべての新聞広告売り上げのうち7.1%のシェアを占めている。また2004年以来、14四半期連続で2桁の伸びを示している。
新聞社ウェブサイト広告のこうした目覚ましい業績でさえ、新聞社の全広告売り上げの落ち込みを補うのに十分ではない。新聞社の全広告売り上げは7.4%減の101億ドルで、こうした下落は、主に印刷媒体の広告売り上げが鈍化していることを原因としている。
案内広告(17%減)、小売り広告(4.9%減)、ナショナル・アド[訳注:全国を対象にした広告](2.5%減)といった印刷媒体広告のサブカテゴリーの多くも、売り上げが低下している。
NAAの社長兼最高経営責任者(CEO)のJohn F. Sturm氏は、次のように述べている。「新聞社のウェブサイトは、米国で最も期待できる消費者グループに広告主がアクセスできるようにすることで、今後もかなりの売り上げをもたらす。それと同時に、もっと広い範囲での経済問題が、他のメディアに対してと同様、われわれの業界にも影響を与えている。住宅市場の下落による継続的な影響は、不動産広告、求人広告、小売り広告にも明らかに波及している。新聞各社は、業界が経済問題に直面するなかで、将来に向けて積極的な対策を引き続き打ち出していく」
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