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米調査結果：オンラインでテレビ番組を視聴する人が倍増
By レオ ブランコ | 2007年 10月 17日
世界的な民間調査機関のThe Conference Boardと市場調査会社TNSは10月15日（米国時間）、テレビ番組の全放映分をインターネットで観るユーザーの数が、1年前に比べ倍増したとの報告を発表した。ただし、オンラインでテレビ番組を視聴しているのは、米国のインターネット使用世帯の16％弱だという。
テレビ放送で見逃したコンテンツをインターネットで観るオンラインユーザーは、1年前の30％から42％に増加した。番組の全放映分をインターネットで観る人の数は2倍になり、オンラインユーザーのほぼ半数がインターネットでお気に入りのテレビ番組を観ている。今回の調査で、オンラインで最も幅広く観られているコンテンツはニュース番組だった。その他には、スポーツ、エンターテインメント、各種の番組予告などもオンラインで人気のあるコンテンツだ。
オンライン視聴者5人のうち4人は、インターネットで番組を見ても自分のテレビの見方には変化はないと述べている。しかし少数ながら、以前のようなテレビの観かたは減ってきていると述べる人もいる。この調査結果は、1万世帯を対象とした四半期ごとの調査「The Consumer Internet Barometer」からのものだ。
インターネットでテレビ番組を視聴する人の5人に3人以上は、オンラインでテレビ番組を観る主な理由の1つに、個人的に都合がいいからという点を挙げている。テレビコマーシャルを見ずにすますためという人も3分の1以上にのぼる。ほかには、携帯性がよいことや、コンピューターで観るほうが好きだといった理由が挙げられている。
オンラインでの番組視聴方法で最も多いのは、ストリーミングと無料ダウンロードだ。オンライン視聴者のおよそ3分の2はオンラインコンテンツをストリーミングで視聴しており、40％以上が無料ダウンロードを利用している。
Topics: 動画 |
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