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新たなデジタル時代の牽引役はオンラインビデオに
By ミニック リベラ | 2007年 7月 8日
Ipsos Insightが毎年実施しているインターネットと技術に関する動向調査「Face of the Web」の最新の結果によると、インターネットユーザーのデジタルメディア利用法およびオンライン行動は、進化の方向をデジタルビデオ時代へと傾けつつあるように思える。ここ数年で、デジタル音楽の利用――特に、音楽ファイルのダウンロードとCD-Rへの保存――が拡大した結果、世界中で大勢のインターネットユーザーがデジタルメディアの価値に気づき、他の娯楽メディアが進むべき道も明らかになった。2006年末には、オンラインビデオの利用に伴って、消費者が映像コンテンツを入手および視聴する方法は世界中で大きな影響を受け、次の成長段階におけるデジタルメディアの原動力としての役割がオンラインビデオに託されたと考えられる。
実際、オンラインビデオの利用を巡っては、多くの先進国市場で急速に動きが活発化している。オンラインビデオの利用が最大の成長を見せている米国では、オンラインでテレビ番組やその他のストリーミング放送を視聴したことのあるインターネットユーザーの割合が、2005年末時点では28%だったが、現在は3分の1を上回る36%となっている。そのうち4分の3の成人ユーザーは、過去30日以内に視聴していた。
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