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OPA、オンラインビデオ広告の視聴動向に関する調査結果を発表

By ニーノ マルケッティ | 2007年 6月 21日

消費者が反応する確率が高いのは、メディアサイトで流れるビデオ広告――そんな最新調査結果を、Online Publishers Association(OPA)が発表した。この調査では、消費者がオンラインビデオを見る頻度が大幅に増えていることも明らかになっている。この情報は、OPAが実施している「Eyes of the Internet」ツアーの中で発表されたものだ。

OPAは調査プロジェクト「準拠枠」(Frames of Reference)のなかで、1422人のオンラインビデオ・ユーザーを対象に調査を実施した。この調査により、消費者がメディアサイトで見たビデオ広告に反応を示す確率は、ポータルサイトやユーザー生成コンテンツ(UGC)サイトのビデオ広告に比べて高いことが明らかになった。ビデオ広告を見た後にさらなる情報を検索すると回答した消費者の割合は、ポータル(27%)とUGC(24%)サイトでは4分の1程度だったのに対し、雑誌サイト(38%)、新聞サイト(37%)、オンライン専門ニュースサイト(35%)では3分の1を越えた。この数字をはじめとする同調査のデータは、広告されているブランドと広告が流れるビデオコンテンツに消費者が好印象を持っている場合、ブランド購入を検討する可能性がきわめて高くなるという考え方を裏打ちするものだ。

全般的なオンラインビデオ視聴率については、ユーザーがオンラインビデオを見る頻度が、1年前よりも大きく増加していることが明らかになった。2006年3月には、オンラインビデオを1日1回の割合で見る人は5%、少なくとも1カ月に1回の割合で見る人は24%だった。今年の調査では、毎週オンラインビデオを見るユーザーは、前年の44%から大きく増加し、80%に達した。1日1回の割合で見る人も、8%に増加している。

ビデオコンテンツのカテゴリーについては、もっとも多いのがニュース/時事で、天気とジョーク/ユーモア映像がそれに続いている。

原文(English)

Topics: メトリクス, ウェブ, 動画 |

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