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Open Handset Alliance、携帯プラットフォーム「Android」を発表
By デニス ボーチャンド | 2007年 11月 6日
Open Handset Allianceの参加企業は11月5日、真の意味でオープンで総合的なモバイル機器向けプラットフォーム「Android」を発表した。Open Handset Allianceには、Google、T-Mobile、HTC、Qualcomm、Motorolaなど、テクノロジーとワイヤレス分野で業界を代表する一流企業が参加している。。
参加企業が共通の目標として掲げているのは、モバイル機器の技術革新を促し、現行のモバイルプラットフォームよりもはるかに優れたユーザー体験を消費者に提供することだ。共同開発が可能な新しいオープンプラットフォームを開発者らに提供するAndroidの登場で、消費者には新しくて魅力的なモバイルサービスがより速く届くようになるだろう。
また、開発者、携帯電話事業者および携帯電話機の製造業者にとっては、革新的な新製品をより迅速に、かなりの低コストで市場に提供しやすくなる。結果として、これまでにないモバイルプラットフォームが誕生し、携帯電話事業者と製造業者は、品質と柔軟性にすぐれ、各消費者の需要に合ったモバイル体験を提供できるようになる。
Open Handset Allianceには34の企業が参加しており、モバイル機器およびサービスの開発と流通に関わるコストの大幅削減をもたらすテクノロジーの開発を目指している。Androidプラットフォームは、OS、ミドルウェア、ユーザーにとって使いやすいインターフェースおよびアプリケーションなどをすべて集めたモバイル用「ソフトウェアの集大成」を作るという目的に向けての第一段階である。Androidを基に製造された携帯電話は、2008年の後半には市場にお目見えする予定だ。
Androidプラットフォームは、現在最も進歩的で開発者にとって使いやすいオープンソース・ライセンスのもとで提供される予定だ。これにより携帯電話事業者や携帯電話機の製造会社は製品設計において、かなりの自由と柔軟性を得ることとなる。Open Handset Allianceは、Android用ソフトウェア開発キット(SKD)の初期バージョンを12日に公開し、同プラットフォーム向けの革新的で魅力的なアプリケーション制作に必要なツールを開発者向けに提供する予定だ。
Androidは、携帯サービスおよび機器の消費者、開発者および製造業者にとって、先例のない恩恵をもたらす可能性を秘めている。携帯電話機の製造業者および携帯電話事業者は、革新的な新製品をより迅速に、かなりの低コストで市場に提供できるよう、Androidを自由にカスタマイズすることができる。開発者らは、携帯電話機の性能情報とツールをすべて入手できるようになり、さらに魅力的でユーザーにとって使いやすいサービスの構築が可能となる。インターネットの開発モデルをモバイルの世界にも持ち込んだ形だ。そして世界中の消費者は、より魅力的なサービスと、リッチなインターネットアプリケーション、使いやすいインターフェースなどを備え、最終的には一歩進んだモバイル体験を生み出すモバイル機器をより安価に入手できるようになる。
Open Handset Alliance Foundingの参加企業は以下のとおり。
Aplix、Ascender、Audience、Broadcom、中国移動通信、eBay、Esmertec、Google、HTC、Intel、KDDI、LivingImage、LG Electronics、Marvell、Motorola、NMS Communications、Noser Engineering、NTT DoCoMo、Nuance Communications、Nvidia、PacketVideo、Qualcomm、SAMSUNG、SiRF Technology、SkyPop、SONiVOX、Sprint Nextel、Synaptics、TAT、Telecom Italia、Telef将ムnica。「Texas Instruments。「T-Mobile。「Wind River
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