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2011年までには世界の5人に1人がインターネットを利用
By デニス ボーチャンド | 2007年 7月 25日
調査会社JupiterResearchによると、世界全体のオンライン人口は2006年の11億人から2011年には15億人に増加するという。これは、2011年時点の推計世界人口の22%にあたる。JupiterResearchの最新レポート「Worldwide Online Population Forecast, 2006 to 2011: Emerging Economies Catalyze Future Growth」は、ブラジル、ロシア、インドおよび中国が、今後オンライン人口増加の大きな牽引役を担うと述べている。
米国、カナダ、日本、そして西欧諸国では、過去10年間にインターネットが急速に普及し、オンライン人口は十分に膨らんだ。その結果、これらの国々におけるインターネットの発展は、2011年まで比較的緩やかなものになるだろう。同レポートによれば、世界全体のオンライン人口に占める北米地域の割合は、2006年の21%から2011年には17%まで下がる見通しだ。
JupiterResearchのリサーチ・ディレクタを務めるVikram Sehgal氏は次のように説明した。「中国とインドは、基盤となる人口そのものが巨大なため、世界全体のオンライン人口をかなり押し上げることになる。これらの国では2011年までに国内インフラの整備が進み、GDP(国内総生産)の急成長によって購買力も強まり、それと時を同じくしてインターネットが消費者に普及していく」
インターネット普及率が最も高いのは依然として北米地域で、2011年までには76%に達する。JupiterResearchの調査によると、西欧地域の普及率もそれとほぼ同率になるという。
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