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Nokiaの新しいインターネット・サービスは「ドア」を意味するOvi
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 8月 30日
Nokiaは8月29日（英国時間）、新しいインターネット・サービスのブランド「Ovi」を発表した。Oviの導入により、Nokiaはこれまで重点を置いていた携帯機器から、幅広いインターネット・サービスの提供に向けて事業を展開していく。Oviとは、フィンランド語で「ドア」を意味する。利用者はOviにより、現在参加中のソーシャル・ネットワークやコミュニティ、コンテンツに簡単にアクセスでき、同時にNokiaのサービスへの入り口としての役割も果たす。
Oviのサービスの一環として、Nokiaは「Nokia Music Store」および「N-Gage」を発表した。この2つのサービスを利用すれば、Nokiaでしか入手できない独占コンテンツを含む、超有名アーティストや製作者の音楽やゲームを見つけたり、試してみたり、購入したりといったことが簡単にできる。OviのサービスにはNokia Mapsも含まれている。これは地図やシティーガイドなどを、互換性のある携帯機器に直接提供するナビゲーション・サービスだ。Nokiaは今後数カ月間で、さらに多くのインターネット版サービスをOviに追加することを目指している。
Nokiaの社長兼最高経営責任者（CEO）Olli-Pekka Kallasvuo氏は、ロンドンで開催された「Nokia Go Play」というイベントで、Oviと新しいNokiaの利用者向けサービスを紹介し、インターネット企業としての同社の将来計画について次のように語った。「この業界はインターネット主導の経験へとシフトしており、Oviはインターネットとモビリティの融合というNokiaのビジョンを象徴するものだ。Nokiaは世界一のモバイル・デバイス企業だ。将来に目を向け、われわれのすばらしいデバイスと、人の心を惹きつける経験とサービスとを組み合わせて提供し、インターネットの可能性をさらに引き出すお手伝いをさせていただこう」
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