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「BoingBoing.net」がデザインを一新、コメント機能復活、ガジェット・ブログも開始
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 8月 31日
Federated Media Publishingと、世界的に人気が高く、影響力の大きいブログの1つで、賞も受けている「Boing Boing」の編集者たちは、「directory of wonderful things(面白いアイテムを集めたディレクトリ)」と銘打ったBoingBoing.netのサイトでの、3つの新しい試みを発表した。それは、「Boing Boing Gadgets」の開始、コメント機能の復活、デザインの変更の3つだ。
1989年に雑誌として創刊されたBoing Boingが、ブログに移行してから7年が経過し、その間に約4万件の記事を掲載してきた。今回の大きな手直しにあたって、Boing BoingはFederated Mediaの技術チームと協力しながら、一連の新しいコミュニティ向けの機能を開発し、追加した。
Boing Boing Gadgetsでは、家電製品、ゲーム、関連機器に関するレビュー記事を毎日掲載する予定だ。Gadgets.BoingBoing.netを率いるのはガジェット・ブログのベテラン、Joel Johnson氏だが、BoingBoing.netの4人の編集者――Cory Doctorow氏、Mark Frauenfelder氏、Xeni Jardin氏、David Pescovitz氏――も参加する。
またBoing Boingは、読者がコメントを提示したり、意見交換したりできるようにする新システムも開始した。「Boing Boingが以前あったシンプルなコメント表示システムを廃止してから、もう4年経っている。われわれはBoing Boingと協力し、コミュニティのメンバーにもっと応えられるような新しいシステムを設計した」と、Federated Media創設者のJohn Battelle氏は述べている。
Boing Boingを訪問した人は、この人気サイト始まって以来の大幅なデザイン変更も目にすることになる。デザインの見直しにあたってBoing Boingは、その前衛的な試みにより、双方向メディアの業界で広く尊敬を集めているデザイナー、Jemma Hostetler氏を起用した。StudioSansNomの創設者の1人であるHostetler氏は、従来のBoing Boingページのすっきりした感じを残しつつページフォーマットを見直して、さらに読みやすい文字スタイルと、さらに直感的なナビゲーションを導入することに力を入れた。
Topics: Boing Boing, Federated Media, ウェブ, ブログ |
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