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ペンシルベニア州、犯罪被害者向けのオンライン賠償請求サービスを開始
By レオ ブランコ | 2007年 8月 30日
ペンシルベニア州のEdward G. Rendell知事は8月28日(米国時間)、米国で初となる、完全に自動化された犯罪被害者向けオンライン賠償請求サービスを開始したことを発表した。
今回発表されたサービスは「犯罪被害者補償支援プログラム」(VCAP)の一環で、VCAPでは、犯罪被害者、被害者支援サービスに携わる人々、一般市民に対し、支援や教育プログラムを提供している。
このサービスでは、犯罪被害者がオンラインで賠償請求を行なうことができ、やり方の分かりやすい説明も準備されている。オンラインで申請された請求は、郵便で提出された請求よりもより迅速に処理される。VCAPの運営は、ペンシルベニア州犯罪非行委員会(PCCD)が行なっている。
Rendell知事は次のように述べている。「このオンラインサービスの登場で、犯罪被害者がいち早く生活を取り戻し立て直すためのツールがまた1つ増えた。このサービスは、深刻な金銭的影響をはじめとした犯罪による甚大な被害や消耗から犯罪被害者が立ち直るのを支援するために、PCCDが行なっているテクノロジー採用の一例でもある」
テクノロジーが一般市民に奉仕すべく機能しているというのはうれしい話で、たくさんの犯罪被害者やその家族の最も困難な時期に役立つとなればなおさらそう思う。ほかの州でも強力なツールが採用されることを望むばかりだ。
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