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Perfect 10、著作権侵害でMicrosoftを提訴
By ミニック リベラ | 2007年 8月 11日
Perfect 10が、和解交渉が頓挫したため、検索エンジン「MSN」事業に関する著作権侵害でMicrosoftに対して訴訟を起こした、と発表した。Perfect 10は現在、同様の訴訟をGoogleとAmazonとも争っている。
Perfect 10によると、MicrosoftやGoogleといった米国の大手企業は、事業の発展のため、著作権で保護された総額何十億ドル相当の画像について、許可なくリンクを張ったり画像を表示したりしているという。
「Microsoftは、金銭的価値が極めて高い有名人の画像やPerfect 10の画像を大量に無許可で表示している。何千とはいかないまでも何百もの著作権を侵害しているウェブサイトから同社が入手したものだ。また、Microsoftは、視聴者の年齢に関係なくみだらな性的画像を公開している。検索エンジンは、通報に従って明らかに著作権を侵害しているページを除外し、著作権がある作品について無許可でコピーしたりリンクを張ったりするのをやめるだけで、著作権侵害を大幅に減らすことができるのだが、そんなことをすれば売り上げに響くのだ」と、スタンフォード大学の元教授で現在はPerfect 10の社長であるNorm Zada氏は指摘する。
Zada氏によると、MSNにはGoogleと同様の画像検索機能があり、Perfect 10が保有する何千もの画像について無許可でサムネイルを作成し、「フルサイズの画像を参照」というリンクを張って、MSNユーザーがPerfect 10のフルサイズの画像を無料で閲覧できるようにしているという。
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