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「ジェネレーションY」への売り込みのカギは、ブログとオンライン・グループ
By レオ ブランコ | 2007年 8月 11日
「ジェネレーションY」あるいは「ミレニアル世代」とよく呼ばれる年齢層は、現在最もホットな市場を形成しており、このグループをターゲットに資金を投入したいと考える小売業者は多い。Maritz Researchが定期的に実施している全米を対象にした消費者の意識調査「Maritz Poll」の新しい調査結果から、この年齢層は、SMSやテキスト・メッセージに比べてオンライン・グループやブログに反応する度合いが大きいことがわかった。
ジェネレーションYの回答者の48％が、小売業者によってホストされているオンライン・グループに所属していると答えた。そして21％が、商品購入を決める際の参考にブログを利用したことがあると答えている。回答者が1日に送信するテキスト・メッセージは約17通だが、携帯電話やPDAを通して勧められる商品に手を出すことはまったくないと、約65％が答えている。
「ジェネレーションYにとってきわめて重要なのは同世代の仲間の意見なので、仲間が投稿したオンライン・レビューを信用する可能性が高い。小売業者は、自分たちの製品やブランドに言及しているブログやオンライン・レビューにも注意を払い、繰り返し取り上げられる問題を解決することを考えるべきだ。小売業者は、自分たちが耳を傾けていることをジェネレーションYに示す必要がある」と、Maritz Research小売担当グループの部門バイスプレジデント、Gloria Park Bartolone氏は述べた。
一方、別の研究によると、今の大学生はモバイル広告に興味を持っていることが明らかになっている。今後はモバイル広告にもっといろいろな変化が起きて、こうした調査結果に影響を与えるかもしれないと思う。
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