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「Quantcast」のサービスに動画とウィジェットの測定機能が追加
By ミニック リベラ | 2007年 7月 11日
初のインターネット格付けサイトとうたう「Quantcast」は、ウェブ運営者や広告主がオンライントレンドを統計的に把握できるようにするフリーサービスを提供している。このサービスに7月9日（米国時間）、新たに動画とウィジェットについての測定機能が追加された。拡張版の追跡およびレポートサービスは、現在オープン・ベータプログラムとして利用可能で、ウェブ運営者などあらゆる種類のオンラインサービス提供者に無料で提供されている。
Quantcastの新機能は、動画やオンラインゲーム、ウェブベース・ウィジェット、ダウンロードタイプのデスクトップ・ウィジェットなど、フラッシュベースのメディアのすべてについてレポートを提供する。このサービスを利用すれば、サイト運営者は動画やウィジェットが自分のサイトでどのように利用されているか、あるいはその動画やウィジェットがウェブ全体にどの程度広まっているかなどを測定できる。
「この1年でオンラインにおける日常の動画利用は56％増加し、オンライン動画に費やされる広告費用は2011年には43億ドルに達すると予測されている」と、Quantcastの共同設立者で最高経営責任者（CEO）を務めるKonrad Feldman氏は語る。「ウィジェットの利用も同じように増大すると考えれば、流れは明白だ。より多くの広告費を引き寄せたいと思うなら、サイト運営者は動画やウィジェットの利用者について調べ理解しなければならない。われわれはサイト運営者が必要とする、第三者による正確な測定と利用しやすいグラフィカルなレポートを提供したいと願っている」
この拡張サービスの初期ベータプログラムに参加しているサイトには、「MetaCafe」「Mochi Media」「PictureTrail」「RockYou」「Slide」などがある。
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