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「Second Life」を開発したLinden LabのCTOが退職
By レオ ブランコ | 2007年 12月 15日
バーチャル世界「Second Life」の開発者であるCory Ondrejka氏が、創立者でもある最高経営責任者(CEO)のPhilip Rosedale氏との和解しがたい不和によりLinden Labを去った。
Ondrejka氏が辞職したのか解雇されたのかは不明だが、現在それ以上に気がかりなのはSecond Lifeの将来だ。
「Massively」は、Rosedale氏が社員に送ったOndrejka氏の退職を告げる電子メールのコピーを入手することに成功した。以下はその電子メールからの抜粋だ。
Cory(Ondrejka氏)と私の間には、Linden Labの経営方法をめぐって意見に相違があり、それがこの2、3カ月で和解しがたいものになった。2人の対立は、会社の規模がもっと小さかったときはもっと対処がしやすかったし、いっしょにすばらしい仕事をするのにむしろ役立ったことも何度かあった。だが今、われわれは変わり、企業として成長しており、エンジニアリング部門のリーダーシップに異なる戦力が必要だと思う。痛みはともなうが、これは会社とCoryの両方にとって正しい決断だと私は確信している。
公式な声明はなく、行間を読んだだけだが、このメールを見るとOndrejka氏は辞職したのではなく解雇されたのではないかと思う。Massivelyは、Ondrejka氏の別れの言葉が書かれた電子メールも公開している。
だが、今回の問題がSecond Life人気の凋落を意味すると言えるかどうかははっきりしない。Linden Labはむしろ、これがSecond Lifeの劇的な変化につながると自信を示している。
現在、Second Lifeは、不安定で反応が遅く、たびたびクラッシュして非常にバグが多いことで有名だ。
「InformationWeek」の「『Second Life』を開発したCTO、CEOとの不仲説がささやかれるなかで退職」を参照した。
Topics: Second Life, バーチャル世界 |
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