« DIY情報サイト「DIYnetwork.com」にKickAppsのコミュニティ機能が追加 | Home | Appleが音楽販売でSNS「Bebo」と提携 »
カナダ人ネットユーザーのSNS、ブログ、ゲームサイトの利用状況
By ミニック リベラ | 2007年 6月 14日
カナダのインターネット・ユーザーの場合、ソーシャルネットワーキングサイト（SNS）やブログの人気は、10代や20代の若者に限定されない。カナダのマーケットリサーチ会社TNS Canadian Factsが行なった最新の調査によると、中年層のネットユーザーもかなりの数がこうしたサイトを頻繁に訪れているという。
この調査で、SNSのヘビーユーザーは10代から20代の若者だということが明らかになった。13〜17歳では83％、18〜29歳では74％のネットユーザーが、SNSを最低1回は訪れたことがあるという。当然ながら、それ以上の年代になると「Facebook」や「MySpace」などのサイトを使ったという人は減少するが、それでも、カナダでは、中年以上のユーザーがこうしたサイトを訪れる率がかなり高い。30代ユーザーでは10人に6人が、40代では45％のユーザーが、少なくとも1回はSNSを訪れたことがあり、また50代以上でも3分の1が、こうしたサイトを訪問したことがあると答えている。
双方向性はSNSより劣るが、ブログも重要なコミュニケーションツールだ。カナダのネットユーザーの半数（50％）がブログを使っており、10代および18〜29歳の若者は大半がブログにアクセスしている（利用率はそれぞれ73％と64％）。タイプ別で見ると、エンターテイメントやゴシップ関連、テクノロジー関連、および特定の趣味を扱うブログが人気が高い。逆にあまり人気がないのは、政治、ファッション、スポーツを扱ったブログだ。
またこの調査では、カナダ人ネットユーザーの中でオンラインゲームをプレイするという人は、およそ3分の1（36％）しかいないことが明らかになった。ゲームの中では、オンライン・ポーカーやオンライン版の一人称視点シューティングゲームが人気を集めている。「Second Life」は「誇大宣伝」ということらしく、Second Lifeでアバターを設定して、3次元の仮想世界で活動しているカナダ人ネットユーザーは、わずか2％しかいない。
このオンライン調査は、カナダ全国の13歳以上のインターネット・ユーザー1627人を対象に、2007年4月30日から5月5日にわたって実施された。
Topics: メトリクス, ソーシャルネットワーク, ブロガー, ブログ |
Comments are closed.
