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NielsenとGoogleが戦略的提携関係を締結
By デニス ボーチャンド | 2007年 10月 29日
NielsenとGoogleが、複数年の戦略的提携関係を結んだと発表した。第一段階として、Nielsenがテレビ視聴者の利用状況の測定で培った経験を利用して、「Google TV Ads」広告プラットフォームに属性別データを提供する。Nielsenの属性別データとセットトップボックスに関する総合データを統合することにより、Googleは、総合的な情報を提供して、広告主と広告代理店が視聴者にとってより良い広告を制作し、広告支出に対する利益を最大化するのをサポートできる。
Google TV Adsは、テレビ広告の売買や測定、配信のためのオンライン・プラットフォームで、5月から運用されている。Google TV Adsは、何百ものチャンネルと全放送時間帯に広告枠がある。Google TV Adsの主要な長所は、セットトップボックスに関するデータを秒単位で報告できるため、広告主は広告の到達範囲を評価して、実際のインプレッション分を支払うだけでよい点だ。広告主は、広告の成果を正確に把握し、その場でテレビ広告キャンペーンを修正して、より良い広告を視聴者に配信できる。Nielsenの代表的なテレビ評価パネルのデータから、Google TV Adsを利用する広告主は、視聴者の属性別構成がわかる。
また、GoogleとNielsenは、オンラインなどメディア利用のあまたある測定機会のなかで、他に提携できる分野がないかも検討する予定だ。提携の詳細は公表されていない。
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